• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第20章 近過ぎたキミ⑤(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


「そんな状態で何話すんだよ」

無理だろ?
さっきの笑顔が一瞬で
涙に変わってる

「…もしもし?
あんまり俺のオンナ苛めんなよ?」

電話の向こうに声を投げ掛けると

〈…姫凪の男は
及川だけど…?
引き裂いて楽しいッスか?〉

声を張り上げるでもない
だけどピリピリと張り詰める空気

それはとても静かな敵意

感情に任せて突っかかってくる奴なら
楽だったんだけどな

あんまり相手にしたくない
電話の向こうの相手に

「姫凪が何されたか
知ってて言ってるのか?」

俺もなるべく静かに敵意を向けた
/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp