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煌帝国第九皇女は変わり者

第3章 迷宮




年月が過ぎ私は10歳になった




相変わらずの勉強と特訓漬けの日々




そんななかヘリオスは料理を始めた




これがすごく美味しい




いつの間にかヘリオスの手料理が私の好物になっていた




まぁ、そんな話は置いておいて私は今窮地に立たされている




『あ、あのぅ・・・』




目の前に立つ赤髪の男3人




真ん中に練紅炎、右に練紅明、左に練紅覇




三人の兄たちだ・・・・・・多分




「姫さん、この人たちって」




『初めて会うけど、私の義兄方・・・の、はず』




「お前が紅雷か」




紅炎・・・兄様が口を開いた




『そうですが、何か御用ですか?』




「姫さん!?」




もうビビっていたって仕方がない。これからヘリオスと買い物に行くんだから!




「初めまして、あなたの兄の紅明です」




片目を隠す赤髪にできもの、なんだか優しそう




「ふぅんこれが末の皇女ねぇー・・・僕は紅覇」




小さい・・・




「強いのか、お前」




この人は自己紹介もなしか




『いいえ、兄様方に比べればミジンコ同然です。それよりそこ通してくれませんか?予定があるので』




早く消え去りたい・・・いや、本当に




考えてごらん?まだ10歳なのに見たことのない兄たちにいきなり囲まれるの




「フッ面白い。お前俺と勝負しろ」




ビシッと指をさされていきなり言われた




いやいやいや




『はぁ?』




「兄上!?なにをいきなり!?」




ほら紅明・・・兄様も驚いてるし




「グダグダ言うな、戦え。拒否権はない」




それだけ言うと身を翻し中庭へと向かって行った




私は力が抜けヘナヘナと座り込んでしまった




「姫さん!無茶苦茶な人だなぁ」




『うそでしょー・・・』











「剣を抜け」




もう引き返せない



そもそも九皇女である私には長男に歯向かうなどゆるされないのだ




すらっと2本の短刀を抜く




『お手合わせ、お願い致します』




紅炎兄様はにやっと不気味に笑った
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