第2章 日常?
そのままあまり話さずに学校に到着。
これ以上一緒にいたらどうにかなりそうだったし、良かった…かも?
「坂田おはよー。」
「あ、おはよう!僕の幼なじみは何かご迷惑をおかけしました?」
笑ってる。笑ってるぞこいつ。というか幼なじみ?
俺に迷惑とか…まさか…
「さかたんおはよう…あ、うらたくんもおはようございます!あ、もう言いましたね。」
「…やっぱり…?」
「?何が『やっぱり』なんですか?」
咲かよ…
「あ、さきおはよー!今日もうらさんといちゃいちゃしてたの?ww」
「いちゃいちゃ…!?というか、うらさんっていいね。私もそうやって呼ぼうかな。」
「止めて。」
うらさんとか…なんか嫌。
こいつがだよ?ストーカーがうらたくんって呼んでいるだけでちょっと嫌なのにうらさんって…。なんだろう…嫌だ。
「さかたん、うらたんおはよー。」
「あ、センラさん!おはようございます!」
もしかして…坂田以外は全員敬語とか?
「花怜ちゃんもおはよう!あ、○○さん。おはようございます!」
…あ、友達もか。
あれ、俺って友達の部類に入ってない…?