第49章 【年下】×【生意気】
「…そ。分かった。」
「じゃあ、これだけでも受け取ってよ。」
ん、と差し出されたのは小さな箱だった。
「遅くなったけど、クリスマスプレゼント。開けてみてよ。
俺じゃ好みとか分かんないから、さっき姉さんと見てきた。」
箱を開けると、中身はスノードームだった。すごく綺麗だ。
さっき…?もしかして、
「さっき、○○ってお店の前に居た?」
「…うん、居たけど?」
「さっき一緒に居たのって…お姉さん!?」
「え?うん。」
「…よかった…」
「…って、何言ってんだろ。私、」
「姉だって知って安心した?」
悪戯っぽく笑う。
「…俺、勘違いしちゃうよ?」
「ん、っ」
触れるだけの優しいキス。なぜか物足りなく感じてしまうのは、どうしてだろう。
「―年下とか関係ない。あんたにちゃんと好きって言って貰えるまで、いっぱい愛してあげるから。覚悟してよ?」