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テニプリ 短編

第18章 ストーカー不二【不二】


僕はせいなの事が大好きだ、いや愛してる

でも僕達は付き合っていない

もっと言ってしまえば告白もしていない

いや、告白さえも出来ないのだ
それはせいなが手塚の彼女だからだよ

せいなと手塚が付き合ったって聞いた時は手塚を殴りたくなったよね、もちろん。

でもそんな事したらせいなが悲しんじゃうからやめといてあげた

その代わり僕はずっとせいなを見ていることにした
せいなの制服には盗聴器とBPSを入れたりして

ずっとせいなの生活を分かるように、って

登下校はもちろんせいなにバレないように後ろにつく

登下校くらい僕だってせいなと一緒に帰りたいけどどちらも手塚が一緒だ

チッ、なんて内心舌打ちをしてしまう

ストーキング、盗聴器、GPS以外にも僕はとあることをしてるんだ

分かるかい?

…僕の趣味は写真を撮ること…クスッ

そう僕はせいなの写真を沢山撮ってるんだ

と、言ってもほぼほぼ盗撮だけどね

せいなを撮るために高い一眼レフを買ったんだよ

1日1枚は必ずせいなを撮っているんだ

せいなは生で見た方が絶対に可愛いけど

僕をせいなで満たすためには写真を撮らなきゃいけないんだ

写真を撮ってその写真を僕の部屋中に貼るんだ
もう僕の部屋の壁はせいなの写真で埋まっている

こんな僕の部屋を見たらせいなはどんな反応するだろう

なんて気になっちゃうな。

泣いちゃうかな?



嬉しすぎて…クスッ

あぁ、どうしたらせいな、君は僕のものになるんだい?

そろそろコソコソとせいなを付けたり盗撮したりするのは飽きてきちゃったよ?

せいなが振り向いてくれないと僕、手塚を…

なーんてね。

でも早く僕のものになってよ

【完】
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