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テニプリ 短編

第1章 跡部といっしょ 【跡部】


跡部景吾 彼の名前を聞けば皆

イケメン!金持ち!かっこいい!ナルシスト!クール!などなど印象があると思うが私は違う

どんな印象か、と言うと…

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「せいな! ハァ、ハァ…探したぞ」

いきなり名前を呼ばれびっくりした、名を呼んだ人物は走ってきたのか肩で息をしていた

どうしたの?と、私が返したら無言で、少し怖い顔で
近づいてきた
跡部の呼吸が整ったと思ったら跡部の重い口が開かれた

「せいな 、お前告られたのか…?」

…ぽかーん こんな効果音がお似合いな顔をしている私

跡部が言ったことは嘘ではない

『う、うん?それがどうかしたの?』不思議そうに私は返すと

跡部は少し戸惑いながらまたムスッとした表情で
「…その告白への返事はどうした?」と言ってくる

あ、跡部は私の事が心配だったのか。自己解釈するととても嬉しくなった
『ん?もちろん断ってきたよ。
私には跡部景吾と言うと最高の彼氏がいるから、って』ニコッと微笑みながら言うと

跡部は安心したのか

「わかってんじゃねーか、あーん」といつもの自信満々の表情に戻り私の頭をそっと撫でた
そして跡部は私の耳元でそっと

愛してるぞ、 と囁いたのであった。

こんな跡部もいいものだ、私の跡部への印象は
私のことが大好きで心配性、ということ

あのキングさんも可愛いところがあるんだね
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