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【黒バス】If I name this love

第5章 放したくないって思ったら、自然と身体が動いてた


「あれ?笠松先輩どうしたんスか?」
「笠松先輩も食堂だったんですね。」


 もう他の誰かの彼女かもしれない浅倉。けど、そう考えるといても立ってもいられなかった。


「浅倉、ちょっと来い。」


 浅倉の腕を掴み、俺の名前を呼ぶ黄瀬を無視し、そのまま食堂を出た。


「笠松先輩?」


 不思議そうに俺を見つめる浅倉に何も言えなかった。俺だってなんでこんな事したか分かんねーよ。ただ、放したくないって思ったら、自然と身体が動いてた。

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