第28章 開催文化祭!!
プッシーキャッツが帰り、みんな各々の時間を過ごす
『(ビルボードチャートJP……)』
麗日「ちゃん!肉球まんじゅう食べよ!」
『………』
麗日「ちゃん?」
『え?あ、ごめん、どうしたの?』
麗日「肉球まんじゅう食べない?」
『あ…後でもらうね。ありがとう』
麗日「うん…」
は部屋に戻っていった
麗日「(何か…元気なかったな…)」
『ビルボードチャートJPの下半期だって。生きてたら何位になってたかな』
棚の上の写真を眺めながら声をかけた
『2人とも人気で…上位に入ってたもんね……懐かしい』
コンコンッ
『?』
ガチャッ
『はーい…?』
障子「今大丈夫か?これ、八百万が淹れてくれたお茶だ。お菓子はいらないみたいだったからこれだけ持ってきた」
『ありがとう……良い香りだね』
障子「…泣いてたのか?」
『え?』
障子「いや…声色が少し気になった」
『…泣いてないよ。少し…寂しくなっちゃっただけ』
障子「寂しく…?」
『入って、廊下少し寒いから』
障子「あぁ…」
『そろそろなんだ、2人の命日』
障子「…両親か」
『うん。この時期なの。懐かしくて寂しくなっちゃっただけ。ごめんね、心配させちゃったかな』
障子「そんなことはない」
『生きてたら何位だったかなーとか……考えちゃったの』
障子「…きっと上位だったろうな」
『…!』
障子「を導いた両親は…きっと素晴らしいヒーローだろうからな」
『…うんっ!』
コンコンッ
『あれ、誰だろ。はーい』
ガチャッ
尾白「あ、いきなりごめん」
『尾白くん?』
上鳴「あ!障子やっぱの部屋にいた!」
瀬呂「戻ってこねェからもしかしてーってな」
『あ、ごめん、私の話聞いてもらってたんだ』
上鳴「何なに、何の話?」
『…私の両親の話!』
瀬呂「へぇ〜。ちょっと興味あるな」
尾白「俺も!」
『じゃあ…少し聞いてもらおうかな!』
―――――
翌日 夕方
共同スペースに行くとテレビが流れていた
そこには脳無と戦い、血だらけのエンデヴァーが映っていた
『……!』
切島「轟…!」
緑谷「轟くん…!」
『…焦凍くん』
轟「………っ」