第6章 すれ違い始める気持ち…
"すばるくんは私の精神安定剤です…"
その言葉に嘘はなくて
どんなにつらくて悲しい時でも
すばるくんがいれば
なぜだか息が出来て
なぜだか笑うことが出来る…
いつもいつも
私が辛いとき
すばるくんが側にいてくれた…
だから…
今度は私が
すばるくんの側にいてあげよう
この感情が
同情なのか…
愛なのか…
そんなことは
よく解らないけど
それでもこうして
抱き合って眠るベッドの中は
暖かくてすごくほっと出来るから
明日の朝
この暖かいベッドで目が覚めたら
"おはよう"
そう笑顔で言える気がするんだ…