第5章 恋の物語0章:初めての・・・
『ここ、遊園地一緒に遊んで楽しかった。今度は水族館とか行ってみたいな。学校の皆やファンにはこの事は内緒(秘密)だからな。絶対に喋らないで。約束。』
「ん、あぁ。まだ冷めない。私の好きな人がイケメンで肉食系なエリート男子になるなんて。」
いくら私が恋愛初心者で相談好きだからとはいえ、あんなに堂々と告白されると恥ずかしい、照れるもん。おまけに、しょ、じょ、だし。な、なんて送ろうかな?えっと、えっとーーー
「姉さん、煩い。勉強してるから静かにしてよ。」
「あ。邪魔して、ごめんなさい。」
「そういえばさ、姉さん好きな男と両思いになれたんだろ?」
「何で知ってるの?!」
「何でって、姉さん思いきり声駄々漏れで言ってただろ。丸聞こえ意味無し。そういうのは俺のいない所でしなよ。」
「ぐ、恥ずかしい・・・よりによって弟にバレるなんて。もう・・・」