第4章 遠月十傑評議会
一色慧side
創真くんのその言葉に、様々な意味でニヤリとしてしまう。それにしても、
一色「素晴らしい!!」
ガバッと突然立ち上がり、両手を広げた僕にびくっとして少し引く創真くん。
一色「素晴らしい向上心だ創真くん!」
一色「今僕は感動しているッ…!極星に住まう学生はそうでなくてはいけないよ!」
創真「は、はぁ…」
一色「でも今日のところはおあずけだね」
一色「夜も更けた…」
取り敢えず今日は寝よう!
一色「我々も休もう創真くん!」
僕はニッコリとそう言って創真くんとちゃんと自室に戻った。
…あの日君が言い放った言葉が、本当の重みを持つのはこれからだよ
君は追々知るだろう
この学園では、【本当の意味で】
料理が全てなのだと─