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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第4章 俺たちもはっちゃけようぜの会


オリヴァーと暗殺の仕事を成功させた翌日
報告書を仕上げていた

手早く終わらせて私は少し休憩していた
初めてココにきてコーヒーを飲む
今は特に仕事はなく
調査偵察班の皆もゆったり書類整理をしている


「終わんねぇな…
ティナ〜、俺の報告書も書いてくれよ…
これ一番嫌いだ…」


オリヴァーは苦戦しているように見える
ずっとぐったりとした様子だ
現場に出て仕事する方が得意なのだろう…


「あー!!もうヤメだ!!
何かもっと楽しいことしようぜ!」


オリヴァーは雑に報告書をしまった後
ホールさんがいないこの部屋で
調査偵察班のみんなに聞こえるように言った


「いいですね!僕、参加しまーす!」


エリオットさんがひょっこり顔をだした


「ホールがいたら大目玉でしょう…
いないから、問題ないですよね…♪」


フィルさんも乗り気だ…


「そんなわけで、ティナもやるかんな
はいっ、
ホールがいねぇ時の限定開催!
俺たちもはっちゃけようぜの会!!!」


何回かやっているのかな…?
フィルさんとエリオットさんも楽しそうに盛り上がっている…


「前回は武器調達班からもらった
旧型のキャノン砲をオリヴァーが改造して
大事な書類とかを粉々にして着色してから
発砲しましたね
とても楽しかったですよ♪」


フィルさんはとても楽しそうに語っているが…
オリヴァー!?!?


「それでホールさんに見つかった時の反応もなかなかでした!
化学研究班から2週間は眠る事ができない薬を貰ってきて
それをオリヴァーに飲ませて
散った書類を全部作り直したじゃないですか!
僕とフィルは掃除で済みましたけど〜」


あっ、フィルさんとエリオットさんもお叱りを受けたのか…

…って、え!?
2週間不眠不休で書類作り直したんですか…!?


「ホールも冷静だからつまんねぇよなぁー
もっと派手にやってくれりゃ
こっちも暴れ甲斐があるんだけどな」


ホールさん本当にお疲れさまです。
そして、私は止められそうにありません。
あぁ、逃げたい。私は不参加がいいな。


「今回はティナが初参加だかんな!
気合い入れてやんねーと!!!」


「そんなわけで今回は
私が情報処理班から機器を借りてきましたので
こちらを使ってみては如何ですか?」


既に胃がキリキリする…
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