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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第2章 諜報機関へ


〝調査偵察班〟
とかいてあるドアを開けるとーー


「おいっ、909からの新入り来たぞ!!」

「随分とお若い子ですね 未成年でしょうか?」

「新入りさんですか〜!
ようこそ!調査偵察班へ!」


ホールさんに劣らないキラキラオーラ…
ここにくるには、
顔面偏差値も必要なのかもしれない…?


「はんっ、すっげーチビが来たな
俺はオリヴァーだから覚えとけよ」

紅髪の… これまた背の高い人だ
自分に物凄く自信を持っていそうな俺様
と、いった感じな気がするな…
年齢は20代後半といった所か…?



「ティナさんですね お待ちしていましたよ
フィルと言います
よろしくお願いしますね」

長い銀髪がキラキラ光っている…
オリヴァーさんと身長は同じくらいかな
なんだこの、異世界から来ました紳士です
みたいな…
え?いくつ?年齢不詳?



「初めまして〜!僕はエリオットです!
僕も一年前にココに来たんですよ〜!
最初は大変かもしれないんですけど
頑張りましょ〜!」

かわいい 茶髪もかわいい
この中の身長が皆高いせいで
低く見えてしまうが、そんな事はない
私よりも背が高いのがわかる
私と一番年が近いと思われる


「今日からココで働く事になります
ティナです よろしくお願いします」

私は深々と礼をした

ここで男としてねぇ…
バレなきゃいいんですけど…





……………








全員イケメンなんて
絶対おかしい
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