第45章 二嬰へイ 戦(4)
「咲良。」
「信長様……。ご迷惑かけました。」
私は、信長様に謝る。
「良い。貴様、百合子とやらの姉だそうだな。さっさと妹のところに行け。」
「百合子……、何かあったんですか!!?」
私は、信長様から場所を教えてもらうとすぐに百合子のところに向かった。
(第三者目線)
「幸村。咲良のあとを追え。」
「はっ。」
謙信がそう言うと幸村はすぐ、咲良の後を追った。
「さて、話を進めるか。」
「ふん。俺の戦の邪魔するものは殺すしかないからな。」
信長と謙信は笑みを浮かべていた。