第45章 二嬰へイ 戦(4)

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織田の陣に着いた。



みんな……。


私は足を早く進めた。



「ん？咲良！」

「政宗！！」

私は、政宗に抱きついた。


「お、おま！！///」


幸村はウブですね。


「おかえり。ほら、こっちだ。真田と越後の龍。」


と政宗は、私の手を握って歩き進む。


「咲良様！」

「三成くん！」


「帰ってきたか、小娘。」

「む。光秀さん酷くないですか？」


「やっと帰ってきた。」

「家康、ただいま。」


「咲良！俺は、心配したんだぞ！！」

「秀吉さ〜ん！！く、苦しいです〜。」


みんなは、私の帰りを待ってくれたみたい。


「こんにちは、咲良様。」

「あなたは？」


私の前に藍色の忍び。

「俺は、奏耶様に仕えていた朔弥です。奏耶様の命であなた様を守れとのこと……。よろしくお願いします。」


奏耶さん……やっぱり……。



「ええ。奏耶さんにお礼言わないとね。」

と優しく微笑む。


私は、信長様のところに向かった。