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【イケメン戦国】〜音姫〜
第39章 変ホ短調 回り始めた歯車
「まあ、話をまとめたら、きょうだいが多いぶん当主争いが激しくなって、二人が一番と二番だったため邪魔だったんだね?」
「はい。」
私は、咲良姉上を見た。
「今度は、私が守ります。」
とその時、廊下でドタドタと足音がなった。
ーシュッ!!!
「義元様!!」
出てきたのは、謙信様の家臣。
「どしたの?」
「お、お、音姫が……!!」
私は、体が固まった。
「お亡くなりになりました!!!」
動き始めた歯車はもう誰も止められない。
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