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【イケメン戦国】〜音姫〜
第26章 嬰弍点ハ 琴の先生〜信玄〜
「おや?天女がここの主人なのかい?」
そこにいたのは、信玄様であった。
「もしかして……『信』とは……。」
「うん。俺のことだ。」
私は、信玄様を手招きする。
「では、私から弾きますね。」
私は、ハ長調を奏でる。
そして、その後を信玄様が弾く。
お上手。
「天女がそんなに見ると恥ずかしいね。」
「あ。すみません。私、人見知りでして……。」
私は、謝る。
でも、この時代でも
琴を弾く男性がいるんだね。
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