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お前の事、嫌いじゃないね

第6章 ☆05








再生されたそれは

あまりにも酷いものだった





ジャラ…

「…ハァ…ハァ…」


鎖に繋がれているあかねは目を覚ました



A「ククク…目がさめたか?」


「ここ…」


A「そう。俺の…俺たちのアジトだよ?

捕まえちゃった。
君、この世界の住民じゃないでしょ?

依頼が入ってね。あかねちゃん」


「…っ
なん、で」

A「その前に、っと。」

男は注射を取り出した

「それ…」

あかねの目は大きく見開き
ブルブルと震えだした


A「ククク、わかるか?

君の予想通りだよ

これで君の力を、なくしてあげる。

つまり君はただの人間ってことだ」



「やだ…いやだ…!!」


A「そんな目で見ないでよ

俺だってやりたくないんだよ?
でもほら、依頼だから、ね」


嫌がるあかねを3人がかりで押さえつけ

あかねに注射を、打ち込んだ






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