第23章 友情に嫉妬
相「ゆっくり進んでいけ …ってことなのかな」
ニ「え」
私の身体を優しく抱き締めて
相葉さんが ゆっくり話す
相「お互いが大切なのはもうずっと昔から だけどこの気持ちは今知ったばっかじゃん? だから急ぐこと無い ゆっくり2人で歩いて行きなさいって神様が言ってるんだと思うんだ」
ニ「神様が?」
相「いるならね ってゆーか俺はいるって信じてる(笑)」
なんだろう
相葉さんがいるって言うなら
本当にいるんだろうな って思えるよ
ニ「…そうですね これからゆっくり2人で歩いて行けばいい 私もそう思います」
相「ね」
今日確信したばかりのこの気持ちを
焦って先に進める必要は無い
焦らず ゆっくり 出来ることから
私たちの得意技じゃないですか
相「ニノちゃん」
ニ「はい」
私を抱き締める腕にギュっと力が入る
相「改めて これからもよろしくね」
ニ「…はい」