幼馴染だからってやっていいことぐらい解れ【気象系】R-18
第3章 横恋慕 *櫻井翔
*主人公視点
「無無子、俺、もう行くね、無無子は、俺の後に出て」
「わ、分かった」
智くんのものを引き抜く。
ガタッと音がして、立ち上がる。
「智くん、私。」
「また、後で」
「う、うん!」
名残り惜しそうに感じたが、智くんの返事で満足できる気がした。
「うわっ、無無子ちゃん。すごい制服乱れてる。直さないと」
ガラッとドアを開けると翔くんに出くわした。
「智くんは?」
「もう、教室じゃない?」
「ねぇ、翔くん」
「ふふっ、なに?」
微笑みながら翔くんが私の服を直す。
「あーあ、こんなに汚して…。」
私のスカートに手を入れてきた。
くちゅ
「あれだけ、智くんで濡れないように躾けたのになぁ」