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【WJ】短編 -2-

第16章 【裏】私は飯田くんと致したい!/飯田天哉


「飯田くん…好き。」


 ネクタイを手繰り寄せ、強引にキスをした。体を寄せ、自身の下着をズラした。特に飯田くんに何をされたってワケじゃないが、私の体は既に準備万端。
 慌てる飯田くんを無視し、お互いの性器を合わせる。ゆっくりと押し広げ、挿入されていく飯田くんのモノに幸福感が溢れる。まだ半分しか挿入されていないにも関わらず、物凄い圧迫感。


「ごめんね…飯田くん。好きなの。」


 強引に奥まで挿入させると、それだけで達してしまいそうになる。狭いし、動きにくい。けど、少しでも飯田くんを感じられるよう、飯田くんにしがみつき、必死に飯田くんを求めた。


「あっ!ん、っふ、ああ!っあ!」


 男と女の交わる匂いがより五感を刺激させた。これ、ダメだ。こんなの知っちゃったら飯田くん無しじゃ生きていけなくなっちゃうよ。
 勢いに身を任せ、背後への注意が散漫になり、開いた扉。結合したまま床に崩れ落ちた。


「くっ…!」


 必死に快感に耐えようとする飯田くんが愛しくて可愛くて堪らない。もっと飯田くんので私を滅茶苦茶にして欲しい。


「…すまない…っ!」


 謝罪の言葉を口にすると、勢いよく腰を打ち付けられ、私はそれだけで達してしまった。けど、私が達した事なんてお構い無しに繰り返されるピストン運動に頭がおかしくなってしまいそうだ。


「ひあっ!んっ!ああっ!」


 肉と肉がぶつかり合う音。それに呼応するように卑猥な音が重なる。与えられる快感にしがみつくように、飯田くんの首元に抱き着いた。巨根で持久力もあるなんて、やっぱり私には飯田くんしかいない。そう思いながら、今度は二人同時にイき果てた。


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