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〖R18〗貴方と私の夢物語〖 ハイキュー 〗

第1章 〖 青葉城西 〗赤い薔薇 〖 及川徹 〗


夢主視点




及川徹は不思議な男。
まるで引き付けられるように誰もが彼の元へ行く
男からも女からも好かれる男。


まあ、それが好きだから付き合っているんだけど。


『徹。部活行かないの?』

部活の鞄を持って体育館を指指す。
彼女がいるというのに女の子に囲まれて、
デレデレしちゃって。
もう慣れたけどさ。

ぱっと振り返りニコッと笑われて、

「うん!今いく!」

女の子達の手を軽く振りほどき
今度は私の肩を組む、
ゴツゴツした腕、すらっとした腰、
太い首、大きな手、女の子にヘラヘラしてるからと言って部活を怠っていない証拠。
これが惚れた要因だとも言える。

「香?どうしたの?」

徹がにこっと笑い私の顔を覗き込む。
指を口元に添えて口角を上げる。

にやけていたかな。

『えっ?ああ、ううん、なんでもない。』

自分の頬を両手で包んでちょっとだけ顔が熱くなる。
しょうがない、これだけ好きなんだから。

徹と体育館まで行って、先に岩泉が鍵を開けてくれたのか体育館が開いている。

奏と一緒にきたのか女子と男子の声。
キュッキュというシューズの音。
及川が走り出して

「岩ちゃんずるいぞ!!俺もやるー!」

男子の部室に急ぐ徹。
バレーの事になると本当に何も見えなくなるほど。

さて、私も行こうか。
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