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文スト夢倉庫

第7章 中原中也/黒の世界のノクターン



ー怖い。

怖い。怖い。怖い。


目の前にいるのは本当に中也先輩なんだろうか。
まるで、中也先輩のかたちをした獣の様だ。


いくら中也先輩と呼び掛けても返事はない
荒々しい呼吸だけ。


怖くて仕方ないハズなのに。
乱暴にされて痛いハズなのに。
触れられたところは身体が勝手に反応して
もっとを期待する自分もいた。


はじめては好きな人とが理想だったのに。
中也先輩が良かったのに。

貴方は…


「貴方は誰………??」



あぁまた、涙が零れた。



見た目は中也先輩なのに。
貴方は誰なのですか。
中也先輩を返して………



「や…っ、痛い!! だめ、抜い、て…!!」



宛がわれたおっきいモノが入ってきた。
ミリミリっと裂ける感じが痛くて訴えるけど
聞き入れては貰えない。


「っ…!! …、はっ、きっつ…」


やめてよ、先輩の容姿で、そんな顔しないで…。


辛そうな、それでいて艶やかで色気のある表情
こんな事されているのにドキッとして
目を奪われる。


「力…抜け…」


こんなに痛いのに力なんて抜ける訳がないのに
それでもお構い無しに動いてくる。


「…っひゃあん!!?」
「ここか」



頭が痺れてマヒするような感覚。
だめ、そこばっかり…!!


いつの間にか痛みは消えて
でも代わりに変な感覚に支配されておかしくなりそうだ。
だめ、これ以上はだめ…!!



「あっ、だめっ、だめなのやめてっ! だめぇ…」
「っは、俺も、限界…っ!!」




頭が真っ白になって
私は意識を手放した。










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