第49章 ニャンとピョンだふる 3

｢ピョニャ〜、ビョニャ〜｣

ドクター犬ジュンの診察室に、とっても小さな…でも元気な鳴き声が響いたピョン。

｢産まれた…ピョンか…？｣

僕は何が起きてるのか分からなくて、さとニャンとドクター犬ジュンを、交互にピョコピョコ見たピョン。

｢おめでとうだワン。元気な男の子だワン(^-^)｣

ドクター犬ジュンがフワフワのタオルに包んだ、小さな小さな赤ピョンを僕の腕に抱かせたピョン。

｢うわぁ…、ちっちゃいピョンね…。それにとっても可愛いピョン。ほら、さとニャン見て？｣

僕はさとニャンに赤ピョンを見せた。

｢オイラの赤ニャン…か…？｣

｢そうだピョン。さとニャンが産んだんだピョン｣

｢ほら、さとニャン、赤ワンにおっぱいを上げるワン｣

赤ピョンをさとニャンの胸の上に乗せて上げると、赤ピョンがさとニャンのおっぱいをチュピョチュピョと吸い始めたピョン。

｢ニャニャニャッ…擽ったいニャ…( ´艸｀)｣