第2章 気持ちは暗くなり
〜とある日のLINE〜
彼「菜々花お前好きな人居ないの?」
私「いると思う?w」
彼「ごめんww」
私「そういうゆうたは?」
彼「居るよ」
〜〜〜〜〜
え、居る……の誰なんて聞けなくてでも俺の好きな人知ってるでしょ?って彼に言われて、知ってるって、私の周り、何でだろうって私のこの気持ちを知らない彼だけど気づいて欲しかった。
もしかしたらこれが彼からのメッセージなのかもしれないけど…
告白してないのに振られて…私の心はぼろぼろだった。
彼からしたら恋人と何をしたいかなどという理想の話をされ、されてる時も心は黒くなって言ってる気がする。
明るいいつもの私でいれているのか不安で、不安で、今にも吐きそうだった。
最近、電話かかってこない、、ふと思ったことだがもしもその人と電話をしているとしたら…来年同じクラスになる確率も低い、電話もできない。関わりがなくなる、、このことが一番怖かった、見てる事も出来ない。
ずっとずっと思うだけ。とめどなく溢れてくるこのゆくあてもない思いを心の中に溜め込んで… けど素直に告白もできない私は彼に…
「頑張ってね!応援してるから」
と……言ってしまう。