第18章 幸せの選択
次の日から新しい現場で、
新しい人たちと仕事をはじめた。
〈ちゃん、こっちも来て!〉
『はーい!』
〈ちゃーん!これ頼む!〉
『すぐ行きまーす!』
みなさん、いい人たちで……
何よりこの作品のスタイルがすごく好き
パリみたいなおしゃれなスタイルで、
どこか懐かしい感じの作品
『……ふぅ……ん?』
その時どこかのスタジオから、
どこかで聞いたことのある曲が聞こえた
『あの、隣のスタジオ…何かしてます?』
隣の先輩スタッフさんに聞くと微笑んで、
〈あーたぶん相葉さんが雑誌の撮影だよ〉
『相葉さん……ですか……』
〈見に行ったら?前担当だったんでしょ?
今、暇な時間だから行きなよ〉
『え、あ、はい』
ちょっとくらいいいよね
翔くんの様子もちょっと聞きたいし、
スタジオを抜け出して、
私は隣のスタジオに向かった。
そこでは、嵐さんの曲が流れてて
相葉さんが笑顔で撮影してた。
「ん~?あー!!ちゃん!」
『え、あ、わっ!はい!』