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♡BLカフェ♡

第1章 神木オーナー


開業してから1年が経った頃から今まで、

せめて1人くらい誰かが休んだ時の為の

補欠が欲しくて何度か求人募集をしたこともある。

でも、毎回結果は同じ。

皆顔は申し分ないんだけど・・・

なんていうか、こう

意気込みが足りないって言うのかな。

皆がみんな口を揃えて言うんだよね。

「ほかのバイトより給料が良いから」

って。

そんなんでBLカフェの店員が

務まるわけがない。



やっぱり今の6人と同じくらいの

モチベーションをもった子は

いないのかな・・・。



隆「はぁ・・・」

思わずため息をつく。

ふと時計を見ると午後6時40分。


隆「やばっ」

もうこんな時間だ。

今日は7時から

生田くんの送別会がある。


送別会を行う店は

僕の家から少し遠いから

今すぐに向かっても間に合わない。

携帯を取り出し、いつも

会を開く時に仕切ってくれる

櫻井くんにメールで

”少し遅れて店に着く”

とだけ打って支度をし、

急いで家を出た。

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