第6章 6
「たっだいま〜」
ガラガラと戸を開ける
「あ!まみさんおかえりなさい!」
ひょっこりと台所から新八が顔を覗き迎える
「ただいま新八くん……てわざわざごめんなさいね〜」
「いえいえ今日は僕の担当なんで」
「ありがとう」
ニコッと笑えば新八は「ゆっくりしててください」といって戻る
「まみ!おかえりネ!」
「神楽ちゃんただいま〜〜定春も〜〜」
もふもふとして挨拶をする
「おかえりまみ」
「銀ちゃんただいま…」
「…なんか楽しそう……て!?あ、それ見つかったのか!?」
銀時がある部分に気付き指を指す
「うん!見つかったの〜これ」
「うひゃぁ!!かわいいアル」
神楽が目を輝かせながら話す
「でしょ?私もこれすっっごく可愛いと思うの」
大事そうに取りカランッと小物を乗せている可愛い小皿の上に乗せる
「…まみ」
「見つかってよかった…」
銀時が彼女の後ろに行き優しく抱きしめる
「そうだな」