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イケメン戦国 ボカロ
第5章 貴様の声は〜信長〜
冬。
安土は雪が積もっていた。
雪が降る時には必ず雪雲はつきもの。
だけど、信長が見たあの雪雲はとても悲しい色であった。
「はあ……」
信長は、一人天守の中でため息をついた。
(日和………)
今から考えると小さなことだったのに、信長と日和は喧嘩をしたのであった。
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