• テキストサイズ

イケメン戦国 ボカロ

第16章 見えない鎖~三成~


お・ま・け



その日は、晴れていて婚姻式にもってこいと言うほどの天気。





ムスッとした顔で今回の主役を見る家康。

そして、その隣でニコニコと笑っている日和。


「家康、純恋ちゃんの婚姻式なんだから喜ばないと・・・。」


「なんで、三成なんかと・・・。」


そう今日は、三成と純恋の婚姻式。


「あの時反対したのに・・・。」



家康が思い出していたのは、三年前の純恋が死のうとしていた日の事。


純恋が三成と恋仲になりたいと言ったが、家康は拒否。


あのあと、兄妹喧嘩となったが無駄であった。


翌年、純恋は家康の城に住むのをやめて安土城に住んだのだ。



「はあ。」

「家康、まあまあ。もう少しで、この子も生まれるんだから。」


と日和は膨らんだ自分のお腹をなでた。



「絶対、日和と純恋の子供ほかの男に渡さないようにしないとな。」



家康は、新たな決意をしたのであった。






ちゃんちゃん

/ 196ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp