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イケメン戦国 ボカロ
第15章 嘘つきの夜~義元~
人を騙しては、殺し。
騙しては、金を盗み。
私は、悪者となっていた。
こんな罪は、普通ならとっくに殺されている。
そう思いながら、私は生きていた。
あの日、母親と父親が言った言葉を忘れずに。
『生き延びろ』
と。
そして、私が16歳になった時・・・・満月の日であった。
その日の狙いは、この橋に渡る人から金目を奪え。
私は、その橋に渡った人を襲った。
その人が、この国の殿様・・・今川義元と知らずに・・・。
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