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SPRINGrush 【A3!】

第1章 俺とアンタ。




「おーい!立花、待たせ〜」

「あっ、きたきた!今行きまーす!」

...........


「それじゃあ、紹介します。
旅行中お世話になるバスの運転士さん」

「どうもっ。植野優弥(ウエノマサヤ)です
立花とは高校のクラスメイトでした。
これから旅行ってことで
みなさん楽しんでください!」

『お願いしま〜す』

「バスに乗ると旅行って感じ出ますよね〜!」

「監督さん、席は自由でいい?
後ろに乗りたい」

「はい。特に指定はないので」

「オォ〜これが日本のバス!ビックリネ」

「ねぇ...俺はアンタの隣がいい」

「えっ、いいよ?...どこにする?」

「アンタの好きなところでいい」

「じゃあ、中央の席に座ろう」

「わかった」

...........


「俺は通路側に座りたい」

「うん。私は窓際の方に座るね
けっこうょ「酔いやすいでしょ、乗り物」

「...私話したことある?」

「監督のことは何でも把握済みだから」

「そ、そうなの?」

「アンタの為だから」

「ぁ、ありがとう」

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