第1章 夢と現実
『はーおいしかった!ごちそうさまでした!』
恭「はい」
響「ごちそうさま」
蓮「ごちそうさま。」
奏「ごちそうさまでしたっ!」
夏「ごちそうさん」
響・蓮・奏・夏(ヒソヒソヒソヒソ)
なにやら小声でヒソヒソ話す四人
恭一郎くんと目があって
二人で首を傾げる
奏「じーー」
恭「なんですか?」
響「恭一郎さ、美羽に優しいよね...」
え?私?
恭「それは、女性ですし。当然では?」
格好いいよ!恭一郎くん!
蓮「うわー出た。イケメン発言。」
イケメンだからいいじゃないですか...
夏「お前さ、美羽のこと好きなのか?」
な、なにきいてんのぉぉお!!
恭「それは……////...好いてますが?なにか?」
恭一郎くぅん!だめだよ!答えちゃ!
奏「僕だって美羽のこと好きなんだから!独り占めしないでよね!」
響「俺だって美羽のこと好きだぜ!」
蓮「俺もー」
うん...なんか蓮さん適当だな...
夏「お前ら、美羽は俺のだぞ?」
恭「んだよ?うるせぇな。美羽を物扱いすんじゃねぇよ夏月。わかってんのかてめぇ。女に飢えてんだったらそこら辺の取っ捕まえてヤってこいよ。ほんっとごちゃごちゃうるせぇな。朝っぱらからラッキースケベしてみたり抱きついてみたりよ。困らせてんじゃねぇよ。本当に好きならもっと考えてやれ」
ドスの効いた声で恭一郎くんが
四人に凄みながら言ってて怖いんだけど
私のこと気遣っててくれてて嬉しいな
呼び捨てだったし!
恭「わかったか?あぁ?」
奏・夏・蓮・響「「「「はい...」」」」
静かになってしぼんだ四人
恭一郎くんがいつものにっこり笑顔で
恭「お騒がせしてすみません。それに呼び捨てで呼んでしまって...」
『そ、そんな!全然いいですよ!もっと呼んでもいいですから!』
恭「そ、そんな...」
恭一郎くんの顔が真っ赤です...
他の四人はおとなしく皿の片付けしてます!
満腹です!
次のご飯が楽しみだな!