第1章 夢と現実
『落ち、る。きゃぁぁああ!』
奇妙な浮遊感階段がゆっくり迫ってきて...
もう階段がない...床だ。
待って夏月、動いたら、ぶつかる!
奏「夏月っ!」
夏「んだよ?っ!マジか!」
夏月危ない、危ない!避けて!
ドンッ!
『いったたたー』
夏「っ!すまん。」
奏「へぇー。水色ねぇー、僕はピンクが いいかなぁ ていうか夏月...手」
夏月と私の視線が奏の指した方向に向いて
『ひっ、やぁぁぁあ!』
ばっちーん!
夏「ってぇな!事故だろ!」
奏「いくら事故でもねぇ、女の子の大事 なところのひとつだよ?触るなんて...
夏月...えっちな子...」
胸触られた...
『ぅ、うっ、ぐすっ』
夏・奏「「へ?」」
『夏月のバカ!もう知らない!』
奏「あ~あ!夏月怒らせたぁ、美羽のこといじめたー!」
『かぁなぁでぇー!う、うわぁあん!』
奏に飛び付くと私の頭を撫でてくれた
?「うるさいですよ、ドタバタしないでください...」
奏「きょーちゃん!」
夏月「恭一郎」
『恭、一郎さん?』
恭「はじめまして、美羽さん。僕は和泉 恭一郎(イズミキョウイチロウ)です。
よろしくお願いしますね。」
これまたイケメン...
夏月はちょっとこわい感じの男でしょ
奏は可愛い系のイケメンでしょ
恭一郎くんはなんというか
眼鏡の優等生タイプのイケメン!
?「なんかあったん?」
『この方は?』
奏「えっーとね...オネェ...」
『は、はぁ...』
髪の毛が短くて奏みたいに幼くないけど
すっごく美人な男の人がいました...
?「オネェじゃねぇしー、見た目が男っ ぽくないだけだしー!俺は羽鳥響(ハトリヒビキ)オネェじゃねぇぞ!」
『男の人ですか...女の人に会えたと思った のに...』
響「す、すまん。そんなつもりは!」
奏「あ~あ。美羽のこといじめたー!」
『きょういちろーくーん!』
恭「よしよしです。」
奏「僕のところじゃないのー?」
夏「蓮は?まだ寝てるのか?」
蓮って誰だろう?
まぁいっか!
ぎゅっ!
『ふぇぇえええ!』
いきなり抱きつかれた...
『だ、誰なんですかぁ!なんなんですかぁ!』
奏「美羽がパニクってる」