• テキストサイズ

俺達に溺れろ

第2章 私とあなたたち


『へー!そうなんだ!意外!』

恭「なんか秘書っぽいじゃないですか。」

『うん!秘書っぽい!格好いいよ!』


皆格好いいって言うと照れるね...
 
なに?慣れてないの?

まあ、男だらけだけど... 


『あれ?蓮さんは?』


夏「寝てる...」

何時間寝るんでしょう...


響「んじゃ、俺行くわ。」

時計を見ると9時になっていた

そういえば10時からなんだよね

響のところは

『行ってらっしゃい!』

玄関まで着いていこうとすると

3人に止められる...

ええやんそれぐらい...

響「行ってきます!なんか、夫婦みたいだな!行ってくるな、美羽。」

チュッ、とリップ音をわざと鳴らして

私の頬にキスしてきた...

『な、「なにしてんのぉ!」...?』

やられた本人より先に

奏がソファーから立ち上がり声を上げた

夏「速く行けお前なんて!」

夏月に後ろからガツガツ蹴られ

にへらっとしながら出ていく響

玄関のドアがガタンと締まると

しばしの沈黙...

耐えられないです...私は...

あぁ、神よ、なぜ私に、忍耐力を授けぬ...


『み、皆は何時に家出るの?』



恭「僕たちは10時に家を出ます。打ち合わせが11時からなので。」

『そっか...あはは...うん...あと一時間だね...』





/ 57ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp