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俺達に溺れろ

第2章 私とあなたたち


夏月が社長かー

どっちかって裏社会を牛耳るボス的な感じするんだけどな... 

 
『ねぇ。夏月。何で金髪なの?』

夏「は?別にいいだろ?なんだよいきなり...」


『いや、なんか社長っぽくないからなと思って...』


奏「わかるー!」
  

夏「なんだよおめぇも...悪かったな」


『いや、別にそういう訳じゃ...」


夏月ってネガティブ思考なのか?


夏「ちげーよ...」


夏月が私の顔をみてむすっとしていた

夏「別に俺はもとからこんな顔だし、こっちの方が絡まれねぇから。」


『そうなんだ!』


奏「ねぇ美羽~僕とも喋ろうよ~」


『うん!いいよ!』

そういってにこっとすると 

奏がほんのり赤くなって私から目を背けた

なんか変なことした?

も、もしかしてキモかった?

耳が赤くなっている奏がかわいくて

つい頭に手を伸ばして撫でてしまった

あ、私蓮さんと一緒だ...
  


奏が目を見開いてこっちをみてくる


『か、奏って髪の毛さらさらだよね!』


奏「う、うん!あ、りがとう!」 


響「何で二人ともしどろもどろなのwww」
   

奏「べ、別になんでもないよ!」

奏、ゆでダコみたい...

『髪の毛茶色いね地毛なの?』

奏「うん!なんかねー!」

『綺麗だよ!』

奏「美羽の真っ直ぐな黒髪の方が綺麗だよ。」


『え、ありがとう!』
 

響「俺とお揃いだしな!」

恭「あなたのは赤いのも入ってるじゃないですか...」

響は髪の毛に所々赤色が混ざった

美容師って感じ!

恭一郎くんは黒一色。 

『恭一郎くんとお揃いだね!』


響「俺も黒だけに戻そうかなー。」

『いいよ、戻さなくて!格好いいし!』

響「マジで?ありがと!」
  

『恭一郎くんって目悪いの?』


恭「いえ。目はいいですよ?」

ならばなぜ眼鏡を?

もしかして...

『だて眼鏡?』


恭「ええ...」 


奏「恭くんは印象とか見た目とかすごーく気にしまくるタイプだからねー」
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