第4章 業の時間
田中・高田「あっ赤羽!!うげっ。桜風もいるじゃん!うわぁっ」
業「あはは~。殺るわけないじゃん」
『人の顔見て怯えるとか最悪。』
渚「……カルマ君。結愛……。」
業「ずっと良い玩具があるのにまた停学とかなるヒマ無いし」
いや、あんた、停学になる確率あったよ?今ので怪我させてたら……。
業「でさぁ渚君。聞きたい事あるんだけど。殺せんせーの事ちょっと詳しいって?」
渚「……う、うんまぁちょっと……。」
業「あの先生さぁ。タコとか言ったら怒るかな?」
渚「……タコ?うーん……むしろ逆かな。自画像タコだし。ゲームの自機もタコらしいし。この前なんか校庭に穴掘ってタコつぼ……っていう一発ギャグやってたし、まあまあウケてたし先生にとってちょっとしたトレードマークらしいよ?」
業「……ふーん。……そ~だくだらねー事考えたw」
渚「……カルマ君次は何企んでんの?」
業「……俺さぁ嬉しいんだ……ただのモンスターならどうしようと思ってたけど。案外ちゃんとした先生でちゃんとした先生を殺せるなんてさ。前の先生は自分で勝手に死んじゃったから……」
やっぱりね。
あー、怖い怖い。その顔やめてくれよ。
怖いよ。カルマ……。