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ひとしずく【気象系BL】

第46章 あいのうた


N side

俺の服の裾をぎゅっと掴んで、下を向いてしまった翔。

戻るわけないのに、俺も翔に会いたかったんだから。


「翔・・ちゃんと顔見せて」

おずおずと顔を上げた翔の目は涙で潤んでいて、頬が赤く染まっていて、こんなこと言ったらまた怒られそうだけど、とても綺麗だった。

思わず翔の唇に自分のそれを重ねていた。


ちゅっ・・ちゅっ・・ちゅぷ

S 「んっ・・んはぁ・・かず」


翔の口から漏れる甘い吐息に、俺の身体も熱くなる。

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