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ひとしずく【気象系BL】
第10章 はちみつかりん
もう半分夢の中なのに
何とか目を開けようとする潤が
たまらなく可愛い。
俺ってこんなに潤のこと好きだったのか。
「潤の気持ちにも俺自身の気持ちにも
気付くのが遅くてゴメン。
潤・・愛してるよ」
瞼にそっとキスをすると
潤はニッコリ微笑んで夢の中に落ちていった。
そんな潤を抱き締め俺も目を閉じる。
明日3人と顔合わせるの恥ずかしいけど
お礼言わなきゃな。
そんなことを思ってたら
客室からニノの甘ったるい声が聞こえてきた。
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