第5章 「重いんです」悟浄×八戒 甘
「おかわり♪」
「は、はい…ιι」
僕はこの言葉を聞くの…今日3回目です…。
「どうした?八戒」
僕の神妙な顔に気付いたらしい悟浄は、紅い瞳でジッと見つめる
「いえ…。美味しく食べてもらってるのは僕としては大変嬉しい………ん、ですがぁ………ιιι」
「何よ?」
僕の手からご飯の入った茶碗を取ると一口また口の中へと箸を運ぶ…。
「最近悟浄ι太りませんか?」
「え―――!ンな事ねーだろ――!?」
パク…モグモグ…ι
春巻きを口へと運ぶ
「…………ι」
「何でそー思ったンだよ…、今更…」
今度はビールに口つけて。
「重いんです…」
「へ……?」
口元に運びかけた鳥の唐揚げがポロッ…とテーブルにダイブした…。
間の抜けた声を出した口唇は中途半端に開きっぱなし…
紅い瞳は丸くなって僕を見つめる。
「…//だから…ι重いんです…ιι//」
「どーいう…意味よ…、それ……」
コホン…と1つ咳払いをした僕は悟浄から目を反らした。
「何…、赤くなってンだ?…八戒」
「ハァ――――…ι////。
鈍い人ですね…。
毎晩毎晩…僕の上に乗っかって来る貴方が最近ヤケに重く感じるんです…//」
「あ……―――…//そ――……/////ιιιι
ふー―――…ん…ι////」
カチャ…ι(←悟浄箸を置く音)
「そ―です…ιι///」
カチャ…//(←八戒箸を置く音)
「……ιι///」
「………ιιι//」
シーーーン……ιιι///
「だ…だから……その…//貴方の体重の変化は僕が一番躰を伝わって感じてるんです…////」
「お、おぅ…ιι////
そっかー……ι//わりィ――……ッて謝る…事、だよ…ιなぁ…?//多分ιι//」
「いえ、多分…謝る…、事でもないんですけど…
ただ躰の事考えると…と思ったんです//」
八戒がビールを悟浄の空になったグラスに注ぐ…
「サーンキュー…//」
少しグラス傾け手に持つ悟浄
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