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王子様たちの愛し方 *R18

第1章 媚薬に溺れて *アラン


「そっか…伝わるといいね

…ユキ様、ついでに寂しいっていう気持ちも

込めてみたら?」

「え……」

「だって、ユキ様

最近寂しそうな顔してる」


ユーリ…気づいてたんだ……

でも…アランが忙しいのはお仕事をしてるから。

あんまり、わがままは言いたくない。


「たしかに、寂しくないって言ったら

嘘になるけど……

でも、私は大丈夫だよ、ユーリ」

「そっか!」

うん!とユーリに笑顔で言いつつ、心で思う。


アラン、ごめんね

やっぱり、少しだけこの想い、込めさせて

ほんの少しだけ…
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