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王子様たちの愛し方 *R18

第1章 媚薬に溺れて *アラン


何かを考え込んでいたユキは、

意を決したように顔を上げて


「ユーリっ!あのね、今から……」


…城下にいってもいい?

そう言いかけたところで、ユーリが小さな瓶を差し出した。


「これ…もしかして……」

「その、魔法のエッセンスだって。

メイドさんが分けてくれたんだ

ユキ様、アラン様に想いを伝えたいんだよね…?」

「えっ……」


ユキの顔がみるみる赤くなっていく。


バレちゃってた……


「……うん…アラン、最近忙しいし

お仕事頑張ってるから、感謝とお疲れ様の気持ちを伝えたいの」


……それと、少し寂しいっていう気持ちと……
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