第1章 媚薬に溺れて *アラン
絶頂を感じ、
はあっ…はあっ…
と、荒く呼吸していると
息を整える間もなく
アランの指が入ってきた
「すげ……
一気に3本入った……」
そう言いながら
アランは指を抜き差しする
イったばかりだったため
すぐに身体が反応して
先ほどよりも強く感じてしまう
「あぁっ…はぁっ…はあ…あっ」
感じすぎて、辛くなってくる
しかし
快感を逃がそうとすると
今まで、単調に上下に抜き差しされていた指が
急にバラバラと違う方向に動き出した
「んあぁぁっ…あっ…はぁ…あっ…あっ」
また、絶頂に登りつめていく
「んっ…また……っ
アラン…っ!っはぁっ…イク…っ…」
2度目の絶頂を感じる
はあっ…はあっ……はぁっ…
息を整えながら
色めいた顔でアランを見上げる
やっぱり…今日…私の身体おかしい……
「アランのも……」
身体の奥からさらに湧いてくる疼きに
耐えながら、そう、つぶやき
体を起こして
アランのスラックスに手を伸ばした