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王子様たちの愛し方 *R18

第1章 媚薬に溺れて *アラン


[アランside]

顔を赤く染めたまま

アランの方を向くユキを見て


(はぁ…っ…

ちょっと、やばいかも….っ…)


キスをしたい衝動に駆られて

ユキの唇に、自分の唇を重ねる


(…っ…もっと……)


最初は軽く触れるようなキスだったが、

耐えきれず

性急にユキの唇を貪る


「んっ……ん…はぁ……」


ユキが息苦しそうに吐息をもらし、

少し口を開ける


そんなユキの息遣いにも反応して


(あぁ…やばい……)


ユキの口に舌を入れて

口内を侵す


(ユキの口…あっつ……)


ぴちゃ…ぴちゃ…

と水音を立てながら

何度も何度も角度を変える


「んっ……」


と、吐息をもらしながら

アラン自身に熱が集まっていくのを感じる


長くて激しいキスを終え、

瞳が潤んでいるユキを見つめる


(理性……くずれそ……)
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