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王子様たちの愛し方 *R18

第1章 媚薬に溺れて *アラン


ひどく申し訳なさそうに謝るアランに


「大丈夫。

大丈夫だよ、アラン

ちゃんと聞こえてた。会議…だよね?

私の用事はまた今度でも大丈夫だから」


笑顔を作って、

そう、アランに伝える。

涙が零れそうになって

アランに背を向ける。


「じゃあ、私は公務頑張ってくるね!

アランも今日も頑張って!」


そう言い残して、自室に走って戻る


後ろから、アランが


「おい…っ!」


と叫んでいたが、ユキに振り返る余裕は無かった。



………………



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