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【刀剣乱舞】薬研、拾う【R18】

第4章 不安な気持ち





「……名前…、俺のこと……その内捨てちまうんだろ…?」


悲しげな表情から発された言葉に私は目を見開いた
今にも涙が溢れてしまいそうな瞳に、吸い込まれそうになった


『なんで…そんなこと……』


まだ出会って間もない…
それなのに、捨てられる心配をしてるの?

内心で色々な事が過る


そんな私を他所に薬研は私を押さえつけたまま、再び首筋に舌を這わす


「ん……なぁ、抱いていいか?」


薬研は手の力を緩め、首筋から鎖骨にかけて何度も何度もキスしてくる

甘えているのか…正直何を思って行動しているのかわからない

でもただ分かることは、不安でいっぱいだということがこちらまで伝わる

今にも消えてしまいそうなほどに…
薬研の問いに、私の答えは一つだけだった


『いいよ……』


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