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【R18】あなたは誰を選びますか?

第4章 私の仕事



ななし 『じ、じゃあ、着替えるから!ちょっと部屋出てもらえる?』

アベル 「わかった」


服を気に入ってもらえたからか、アベルは少し嬉しそうな顔をして部屋を出て行った。


ななし 『まじか〜…』

この服になるとは…
ほんとにこれ私に似合うのかな


私はとりあえず下着をつけ、ドレスを着てみた。

あ、アベルが言った通り肌ざわりがとても気持ちい…。
さらさらとしていて軽い感じがする。

私は背中の紐を結ぼうと思い、手を伸ばしたが届かなかった。


あちゃー、これ1人じゃ着れないじゃん。
アベルに頼むしかないな。


私は扉を開けてアベルにお願いした。

ななし 『アベルー、ちょっと手伝って欲しいんだけどいい?』

アベル 「ん?」

ななし 『この後ろの紐、自分じゃ結べなくて…。やってくれる?』

アベル 「ああ。」


大きな鏡の前に来るとアベルは手際よく紐をキュッキュッと引っ張り結んでくれた。

引っ張られたおかげで、腰から胸に掛けてぴっちりとしたシルエットの服になった。
なんか、エロい。


アベル 「きつくないか?」

ななし 『うん、へーき。ありがと、アベル』


私がしばらく鏡を見てドレスを見てるとアベルがぼーっとしてるのに気付いた。


ななし 『アベル?どうしたの?』

アベル 「綺麗…」

ななし 『え…?』

アベル 「すごくよく似合ってる…」

ななし 『そ、そう?ありがと…』


私は照れてアベルに背を向けるといきなり後ろから抱きしめられた。


ななし 『うわっ、え?どうした?』


びっくりして戸惑っているとアベルは首に口を寄せてきた。


アベル 「ちゅっ…」

ななし 『ひゃっ!』


アベルは何度も何度も首にキスを落としてくる。
その度に体中をゾクゾクとした感覚が私の中を駆け巡った。


アベル 「…ごめん」

ななし 『え…?』


ガリッ…っ!!


アベルは私の首に歯を当てそのまま噛み付いた。
私は痛さに必死に耐えた。


ななし 『いっ…、うっ…』

アベル 「じゅっ……んぐっ」


しばらくして、ごくんと飲み込んだ音がした。
傷口を舌が這っていくのを感じた。

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