【殿堂】ドSな鬼の世界で監禁・奴隷・調教(躾)・育成生活
第11章 外に出かけるのならーーー【#NAME#8】
「どうかしたか?」
「ここに、入るのですか?」
「他に何があるという?」
「ん、別に何もありませんが・・・抵抗あってーーー」
ジャラ・・・
「生憎だが、そうはいかない。外へ出かけたいと駄々をこねて甘えてきたのはお前だろ?」
「ごもっとも、です・・・」
「ならつべこべ文句言わずに俺に従え。ここでは俺が主人となってるんだからーーー逆らうと、どうなるのか・・・分かってるよな?」
「ぅ・・・分かってます。従いますからーーーお願い。怒っちゃ、いや・・・」
「!・・・っ。たく、今のは反則だろーーー不意うちしやがって。か・・・」
「可愛い、だろーーー」
ドクンと心臓が思いきり跳ねて
真っ赤に染まる
今まで、ずっと私を弄ぶだけの感情だったのに。今のパールは・・・
唇に手の甲を合わせたまま
目をそらせて、赤くなっていたから