第11章 外に出かけるのならーーー【#NAME#8】

ジャラ･･･



「･･･っ･･･」



「･･････」



「あれはパール様だ。」



「一緒にいるのは、パール様のペットか？鎖に首輪と手錠で片方繋がれて歩いてるから、間違いなさそうだ。」



「珍しいよな。」



ひそひそとされて話を聞いてうつむく私に、涼しい顔をして一緒に歩くパール。



物凄く羞恥心がきて
変な感じーーー



「ここに入るぞ。嫌だと言ったら、どうなるかーーー」



「入ります！嫌とは、言いません。感激してますーーーはぁ･･･」



「それならいい。入るぞ？」



どこかというと、看板に書かれていたのは･･･



『快感ショップ♪SM店』