第1章 With Janah (ヨナ) Act 1 ✳︎R18
「あれはっ....」
「あの状況を、言い逃れできるものならしてみなよ。」
が口開きかけるが、怒ったように言ったヨナは、荒々しくに口付けた。
「....っ」
呼吸を塞ぐようなヨナのキスは、の柔らかい唇も、容赦無く捕まえて噛んだ。
「....った」
「君がいけないんだよ。」
反省する様子もなく、言い放ったヨナは、自身のジャケットのボタンに手をかけて、片手で器用に外し始める。
「...ねぇ、あいつとヤって、気持ち良かった?」
「そんなわけ...っ」
苦しそうに呟いたヨナの、を抱く腕に力が込められた。
「.....許さない、そんなの。」
フツフツと、静かな怒りを湛えたヨナが、静かに呟いた。